シンク 衛生管理チェックリスト
- シンクは用途別に区分して使用している。
- 作業の区切りごとにシンクを洗浄している。
- シンクで手洗いを実施していない。
- 清掃用具をシンクで洗浄していない、清掃後の汚水を流していない。
シンク 洗浄マニュアル
【都度】
1.シンク内を温水で下洗いし、ゴミ受けに溜まったゴミを捨てる。
2.中性洗剤をスポンジに取り、シンク内面・水栓をこすり洗いする。
3.流水でよくすすぐ。
4.乾いた清潔なダスターで水分を拭き取る。
5.全体にアルコール製剤を噴霧する。
【作業終了後】
1.中性洗剤とブラシ等でゴミ受け・排水口・オーバーフロー・シンク内を洗う。
2.流水でよくすすぐ。
3.取っ手、オーバーフロー、排水口に泡タイプの塩素系漂白剤を噴霧して5分ほど放置する(ステンレス以外の金属の場合は、アルコール製剤をご使用下さい)。
4.流水でよくすすぐ。
5.乾いた清潔なダスターで水分を拭き取る。
6.全体にアルコール製剤を噴霧する。
【注意事項】
※特に食材(生野菜・果物)を洗うときは、シンクを十分に洗浄して下さい。
※シンクの側面・下段・脚も忘れずに洗浄して下さい。
※塩素系漂白剤を使用する際は、手袋・保護メガネ等保護具を着用する(中性洗剤は、荒れ性や長時間作業する時などに手袋を着用)。
※塩素系漂白剤は、酸性タイプ製品や排水口ヌメリ取り剤・生ゴミ・食酢・アルコールと混ぜない(塩素ガスが出て危険)。
※泡タイプの塩素系漂白剤を使用するときは液の飛びはねに注意し、使用中は必ず換気する。
※製品情報記載の注意事項をご確認の上、ご使用ください。
シンクの衛生管理ポイント
シンクは交差汚染が発生しやすく、衛生上において重要な機器のひとつです。以下のポイントに注意して管理しましょう。
※シンクは用途別(下処理用、調理用、食器・器具類洗浄用)に分けて使用するようにしましょう。
※シンクが2台の場合には、1台は調理用、1台は下処理と食器・器具洗浄用に分けて使用しましょう。
※シンクが1台の場合には、生で食べる食品から汚染度の高いものへと洗い、ひとつの作業終了ごとに必ず洗浄・殺菌を行いましょう。
※作業終了後は、必ずゴミ受けの残菜を取り除き、排水口まで洗浄と殺菌を行ないましょう。
※作業終了後の洗浄はシンク内面だけでなく、汚れが残りやすい排水箇所(オーバーフロー、排水口)、水栓(ハンドルやレバー、吐出口)、フチや外面まで洗浄・殺菌を行いましょう。
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