腸炎ビブリオによる食中毒は多いのですか?
1980年代まで腸炎ビブリオによる食中毒の発生件数は、細菌による食中毒事件のおよそ半数を占め、その後も高い比率で発生していました。しかし、2006年以降、腸炎ビブリオによる食中毒の発生は減少しています。
その理由として考えられるのが、食品衛生法が一部改正され、新たに「腸炎ビブリオの規格基準」が設けられたことです。この規格基準では、生食用鮮魚介類などの食品を流通・販売する際には、「10℃以下で保存すること」や加工の際には、「飲用適の水」または「殺菌した海水、飲用適の水を使用した人工海水」を使うように定めています。
腸炎ビブリオは真水に弱いことから、これらの対策が食中毒発生の抑制に効果があったと見られています。
腸炎ビブリオQ&A
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