カンピロバクター食中毒の予防方法は?
鶏肉や食肉の生産段階から処理加工、消費までのすべての段階において、これら食品と他の食品との交差汚染を防ぐことが重要です。食中毒防止の原則は、食中毒菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」です。カンピロバクターでは、特に次の点に注意してください。
(1)十分に加熱調理(中心部を75°C以上で1分間以上※)し、未加熱又は加熱不十分な鶏肉料理を避ける。
※カンピロバクターは、65℃以上で数分程度の加熱(中心部まで食肉の色が変わるのが目安)で死滅します。なお、鶏肉を湯にくぐらせる程度の加熱では死滅しません。
(2)生の鶏肉や牛・豚レバーなどを扱った手指は、他のものに触る前に必ず流水・せっけんでよく洗う。
(3)調理器具は熱湯などで殺菌し、よく乾燥させる。生肉はなるべく専用の調理器具で調理し、野菜などと共用しない。やむを得ず共用しなければならない場合は、生肉を切った包丁、まな板、ボール等は、次の食品を扱う前に必ず洗浄・殺菌する。
(4)保存時や調理時に、生肉と他の食材(特に調理済み食品や生で食べる野菜、果物等)との接触を防ぐ。
カンピロバクター・ジェジュニ/コリQ&A
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