公開日:2023年12月20日
今の洗浄作業を再点検しませんか?
人手不足が社会問題となっている今、食品工場も例外ではありません。日々の業務を見直して作業の効率化を検討したいけれど、「その時間すらない」「どこから手をつけたらいいかわからない」とそのままにしていませんか?
食品工場にとって不可欠な洗浄作業も再点検してみると、長年にわたり見直しが行われていない作業の1つではないでしょうか?
今回は、洗浄作業の効率化につながる「機能性に優れた洗浄剤」と「洗浄器具」をご紹介します。
その洗浄剤は高濃縮タイプですか?
食品工場では、日々の洗浄作業でたくさんの洗浄剤を使用します。洗浄剤の使用量が多い場合は、高濃縮タイプの洗剤がおすすめです。
高濃縮タイプは希釈濃度が低いので、必然的に洗浄剤の使用量が少なくなります。そのため、交換回数が減り、手間を減らせます。また、在庫の保管スペース削減や発注頻度が減るなど管理面でもメリットがあります。
食品工場向けの洗浄剤はほとんどが希釈して使うタイプの製品ですが、使用量の多い洗浄剤がある場合は、お使いのものよりも高い濃縮度合いの製品を検討してはいかがでしょうか?
おすすめ商品①:<除菌洗浄剤>サニテートS-3R
おすすめ商品②:<野菜洗浄剤>野菜キレイNX4
洗浄剤を正しく希釈していますか?
食品工場向けの洗浄剤の多くは希釈して使用するタイプです。しかし、人の手で希釈をしているとどうしてもミスが発生してしまいます。希釈を忘れる、もしく希釈の割合を間違えるなどのヒューマンエラーが発生すると、洗浄品質に影響を及ぼす可能性もあります。
そこで取り入れたいのが自動希釈装置です。自動希釈装置を使用すると、ボタン1つで一定の濃度に希釈でき、一定量で止めることもできます。希釈作業を効率化できるだけでなく、薄め過ぎや使い過ぎなどのミス防止にもつながるのです。
自動希釈装置を使用すれば、誰でも簡単に一定濃度に希釈できるので、初めて作業する人にも安心して希釈作業を任せられます。
こすり洗いに労力を掛けていませんか?
汚れを徹底して落とすこすり洗いには、時間と手間がかかります。この労力が不要になるのが発泡洗浄システムです。
発泡洗浄システムとは、発泡機と呼ばれる器具を用いて、圧縮エアーの力で洗浄剤を濃密な泡にしてノズルから噴射するシステムのこと。濃密な泡が汚れを包み込むため、こすらなくても簡単に汚れを落とすことができます。
また、泡が細かなところにまで入り込むので、工場内の壁や床だけではなく、コンベアや加工機器などを分解することなく洗浄することが可能。誰でも簡単に効率良く洗浄できるのが、発泡洗浄システムです。
ただし、こすらない分、汚れに対して高い洗浄力を持つ洗浄剤を選択することが大事になります。近年では洗浄剤のラインナップを増やしており、しつこい油汚れ用、タンパク汚れ用など汚れごとに適したものを用意しています。洗浄剤の自動希釈機能を持った発泡機もあるので、希釈液を作る手間も省くことが可能。作業の効率化をグンと推進することができます。
●発泡洗浄システムを漫画でご紹介
ライオンハイジーンからの提案
ライオンハイジーンでは、食品工場用に開発された洗浄剤ラインナップから、お客さまの作業環境に適した洗浄剤と洗浄方法をご提案しております。また、SSOPへの落とし込みもサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。